棋譜検討その2

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第3局目:内尾二段

前回は快速船を打たれて、見事に沈められました。ということで今回は黒をもたせてもらい、違う形で勝負。タテコロからのスタートとなりました。


++++++++
++++++++
++●○○●++
++●●●●●+
++○○○●○+
+++○○○++
++++○+++
++++++++

黒:佐藤(二段) 黒番
白:内尾(二段)


んー。定石知らんので、毎回ここら辺で悩んでるんですが・・・第一感B6を止め、今回はE2に打ってみました。どうやらこれが正解らしいです。確かに、ゆっくり考えてみると、E2っていい手ですよね。黒の好手というよりは、次の白にいい手を残さないという手です。










あ・・・みんな知ってた(゚□゚;) ?










しばらく進んで


++++○●++
++○○●●++
++●○○●+○
++●●○○○+
++●●○○○+
++●●○○○+
+++●○+++
++++++++

黒番


第一感はG3でした。ですがなんとなく、後の白C8が嫌だったのと、G3は白に置いてもらいたいという理由から黒F8を選択。続く白はD1が最善らしいですが、白はG3に打ちたかったためか、先にG1と打ってきました。黒C1白G3となり


++●+○○○+
++●○●○++
++●○○○○○
++●●○○○+
++●●○○○+
++●●○○○+
+++●●+++
+++++●++

黒番


とりあえず黒F7は必然。その後白はC7あたりに打ってくるかとも思っていたのですが、白はD8へ。これが悪手となり、以降特に問題もなく勝利。神奈川での雪辱を果たすことができました。



第4局目:小澤1級

3連勝同士の対決でしたっけか。とにかく上位テーブルに自分がいるわけですが・・・なんか小澤1級、会うたびに強くなってるんじゃないでしょうか(゚□゚;) 。かつて下位テーブルで暴走牛を打った相手が、こんなところに・・・。
今回は白を持たせてもらいました。定石はヘビ進行から。


++++++++
++++++++
+●●●○○++
+●●●○○++
+●○○○○++
●+●●○+++
++●+○+++
++++++++

黒:小澤(1級)
白:佐藤(二段) 白番


ここから白D2、黒F7白C2と、黒に対して白は種消しで応戦。


++++++++
++○○++++
+●○○○○++
+●○○○○++
+●○●○○++
●+●●●+++
++●+○●++
++++++++

黒番


ここで打たれたくなかったのがD7。その場合、白はF8? D8? どこから手をつけていいかわかりませんでした。が、なんとここで黒はG4に。流石にこれは白D7で致命傷。わりとあっさり勝負がついてしまいました。



第5局目:岡本二段

おひさしぶりです。しばらく会っていなかった相手。バッファローに関しては大内二段と並び、かなりの使い手です。まともに戦っては不利だと思ったので・・・


++++++++
++++○+++
++○○++++
++○●●+++
++○○●+++
+++++●++
++++++++
++++++++

黒:岡本(二段) 黒番
白:佐藤(二段)


実践では打ったこと無かったのですが、とりあえず変化変化。C6D6E6と進み


++++++++
++++○+++
++○○++++
++○○●+++
++○○●+++
++●●●●++
++++++++
++++++++

白番


なにこれ。どこなん? とりあえず引っ張るのが正しかったような・・・


++++++++
++++○+++
++○○++++
++○○●+++
++○○●+++
++○●●●++
++○+++++
++++++++

白C7


-8でした。いけませんね。根本的に序盤のセンスが無いようです。しばらく進み・・・


++++++++
+++●○○++
○+○○○+++
○○●○●●++
○●○○●+++
○○●○●●++
○+○○++++
+++○++++

黒番


てっきりB4に種を作って、白に山の余裕手を与えながらもE7を狙ってくるものとばかり思っていたのですが・・・


++++++++
+●+●○○++
○+●○○+++
○○●●●●++
○●○○●+++
○○●○●●++
○+○○++++
+++○++++

黒B2


熱い、熱すぎる・・・! ありそうななさそうな。すごいスレスレの手を打ってきました。とりあえず白F3でミニラインを通し、様子を見てみました。その後、黒は下辺に手をつけてきました。黒B8と打ってきた後の場面です。


++++●○++
+●●●○○++
○○○○○○++
○○○●●●++
○●○○●+++
○○●●●●++
○+●●++++
+●+○○○++

白番


おそらくこれが黒の敗着。黒は左辺のウイングを攻めても、白B7という手によって、黒はC8に入ることが出来ず、下側は手詰まり。白G5と様子を見ながら打ちまわし、40対24で白勝ち。


第6局目:磯部初段


さて・・・なんだかんだで5連勝。比較的中盤で勝負をつけてきた5局目までとは違い、りんかいCC最終戦は、かなり苦戦を強いられました。
池袋練習会等、何度も顔を合わせている相手。特に恐れることもないだろうと思っていたのですが・・・


++○+++++
●+○○+●++
●●○○○●●●
●○●●●●●●
●○●●○●○●
●●○○●●●●
●++○○●++
+++++●++

黒:佐藤(二段) 黒番
白:磯部(初段)


やべぇ・・・強い。これといった緩手もなく、逆にこちらが打ってしまった緩手を咎められ、一見引っ張れていそうに見えて、黒苦しいです。下手な手を打てば、一瞬で勝負がついてしまいます。
が、逆を言うならば、ここで勝負を一気につけることもできるかもしれません。幸いこの局面、


・A2~G8のCラインが通っている

・ブラックラインを黒で通せそう

・打ち方次第では、A6~F1のBラインを通せそう

・C8~H3のBラインを通せそう


といった、いわゆる『逆転の要素』がチラホラと見受けられます。これらをどうやって絡ませていくか・・・7~8分あった残り時間のほとんどを使って考えました。


++○+++++
●+○○+●++
●●○○○●●●
●○●●●●●●
●○●●○●○●
●●○○●●●●
●++○○●++
+++++●++

再掲


まずE1から、というか上辺からの攻めを全面的に却下。どうやっても黒ウイングを作らされ、白G2でトドメを刺されそうです。

次に黒E8を検討。白C8が打てないのを使い、黒D8白C8黒B8・・・うーん。これでは白G7に対してどうしていいかわからない。白H7もありそうです。保留。

その次は黒C8を検討。白はD8かE8の二択を迫られます。白D8ならば黒E8あたりを念頭に置きながら、B7の星打ちとE2の使い方を考えるしかありません。また白E8なら、黒D8白C7黒B8。この後白がG7なのかH7なのかはわかりませんが、いずれにせよ黒B7の星打ちでライン勝負。そのラインを切るには、白はF1かG2があって、それに対してはそれぞれ・・・

ということで、大長考の末にC8を選択。どちらかと言えば、白D8のほうが戦いにくそうでしたが・・・白はE8に来ました。B7までは想定通り。その後白G7にきました。


++○+++++
●+○○+●++
●●○○○●●●
●○●○●●●●
●○●●○●○●
●●○●●○○●
●+●●●●○+
+●●●●●++

黒番


これも想定通り・・・というか、むしろここしか勝負どころはないだろう。ということで、黒B7に打ちました。


++○+++++
●+○○+●++
●●○○○●●●
●○●○●●●●
●○●●○●○●
●●●●●○○●
●●●●●●○+
+●●●●●++

白番


白B2でCラインを切られたら黒D1でラインを通すのかなぁ・・・。それはともかくとして、このブラックラインを切られたら最期。死ねます。問題は白がどう切ってくるかですが・・・白G2に対しては黒H1白E2黒D1でラインを通す。白F1に対しては当然G2しかありえません。どっちに来るのかなぁと思っていたら、白はF1でラインを切ってきました。


++○++○++
●+○○+○++
●●○○○○●●
●○●○●○●●
●○●●○○○●
●●●●●○○●
●●●●●●○+
+●●●●●++

黒番


G2の後、白G1と来てくれれば、黒は一度B2をかませつつ、H2H1の順で打てればたぶん強引に足りるでしょう。問題はそれよりもH2。コレに対してはH1G1E2でラインを通し返しても、再びE1でラインが切れ・・・とりあえず白H2に打たれたので、時間の都合上H1に即うち。白もG1と、すぐに打ってきました。


++○++○○●
●+○○+○○●
●●○○○●○●
●○●○●○●●
●○●●○○○●
●●●●●○○●
●●●●●●○+
+●●●●●++

黒番


残り30秒程度。


『うーん・・・これでE2E1ときて・・・おおお!』


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!


ということで、ここでようやく読みきって黒E2。白E1でラインを切られるも・・・


++○+○○○●
●+○○○●●●
●●○●○●○●
●○●○○○●●
●○●●○○○●
●●●●●○○●
●●●●●●○+
+●●●●●++

黒番


ようやくCラインを守ってきた意味がでてきました。必殺の黒H7ですっ。


++○+○○○●
●+○○○●●●
●●○●○●○●
●○●○●○●●
●○●●○●○●
●●●●●○●●
●●●●●●●●
+●●●●●++

白番


白H8と打つも、続く白G8は叶わず。ブラックラインも切られることもなくなり、黒D1白B2の後


++○●●●●●
●○●●●●●●
●○○●○●○●
●○●○●○●●
●○●●○●○●
●●●●●○●●
●●●●●●○●
+●●●●●+○

黒番


慌てずここで黒G8。ブラックラインと1の列を守ることに成功。辛くも勝利をゲットし、これで全勝優勝となったわけです。

まぁ中島さんに褒められた終盤というのがコレなわけですが・・・ぶっちゃけた話、黒C8の時点ではここまで読んでいたわけではないです。あくまで

『相手が間違えてくれそうな局面』

はどういうものか。ひたすら脳内で並べまくって、一番難しそうなのを選んだにすぎないんです。あとはもうその場で対応していくのみ。自分が正しく打っていけさえすれば、後は勝手に勝利できるわけです(謎)。

ちなみに、黒C8の手は-4。それに対して白E8は+0、つまり引き分けの手だったわけです。ではどこで白が敗着を打ったかというと・・・


++○+++++
●+○○+●++
●●○○○●●●
●○●○●●●●
●○●●○●○●
●●●●●○○●
●●●●●●○+
+●●●●●++

ここ


です。最善は白G1

まったくもって意味がわかりません。まぁB7を打つ構想の中で、白F8でもG2でも勝てると読んでいたのは間違っていなかったということだけは確かだったようですが。








つづく


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この記事へのコメント
D8打った時はもう半分諦めちゃってたね(^^; まぁまた当たったらよろしくっす(笑)
2007/02/15(木) 10:02 | URL | U2段 #6.hvCeG2[ 編集]
おおおお! 初カキコありがとうございます。ホントに見ていてくれたんですねっ。

またあたったら、今回とまったく同じ進行でやりましょう。最終手まで。うんそれがいい。
2007/02/15(木) 21:03 | URL | こしあん #-[ 編集]
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