終焉 ~品川SSOPにて~

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まずは五月の大会成績から。5月は3大会17試合。某○ちゃんねるでは、『女流○段は~~~~』なんて色々論議(?)されていますが、こしあん的には『-二段』で統一です。でも女流五段ってつえーよ。普通に。



九段 0勝0敗
八段 0勝1敗
七段 0勝0敗
六段 0勝0敗
五段 0勝3敗
四段 1勝3敗
三段 4勝2敗
二段 1勝0敗
初段 0勝0敗
級位 2勝0敗


17戦8勝9敗  勝率47.0%



勝率5割以下・・・二段返上したくなりますね。




さてさて、昨日書いたとおり、品川SSOPを振り返ってみようと思います。



1回戦:小澤1級

前にも書いたんですが・・・彼、ものすごい成長の仕方をしてます。1分1秒ごとにレベルが上がってんじゃねーかと思わされるほどの成長は、榎本六段をも超える逸材ではないかとも個人的には思わされてしまいます。幸いまだ公式戦では負けていませんが、負けそうな空気がプンプンしてました。

さて、引き分け勝ちを選んだところ、黒を持たされました。ここはコシポスしかあるめぇ!


++++++++
++++++++
++●○+○++
++●●○○++
+++○●●++
+++●+●++
++●+++++
++++++++

黒:佐藤(二段)
白:小澤(1級) 白番


ここから白長考の繰り返し。小澤1級は序盤中盤で時間を使うタイプなのか、持ち時間の差は倍近くにまでなりました。


++++●+++
+++●●○++
++●●●○++
+○○○●●●+
++○○●●○+
+++○●○++
++●●○+++
++●+++++

黒番


はい。白長考の成果が如実に現れてきました。黒、既に手詰まり状態です。まーB6かC6か。はたまたH6あたりに打つしかないのかなぁ。なんて考えていましたが、それだとジリ貧になる可能性が高いと判断。なんとか勝負できる形にできないかと考え、悪手なのは重々承知しながらも、黒B5に打ちました。


++++●+++
+++●●○++
++●●●○++
+○●○●●●+
+●●●●●○+
+++○●○++
++●●○+++
++●+++++

白番


一目白はC6です。まぁそれは仕方ないわけで


++++●+++
+++●●○++
++●●●○++
+○●○○●●+
+●●○●●○+
++○○●○++
++●●○+++
++●+++++

黒番


これで黒F8なんて打ってみました。白F7、黒H6。


++++●+++
+++●●○++
++●●●○++
+○●○○●●+
+●●○●●●+
++○●○○+●
++●●●○++
++●++●++

白番


一応狙い通りといえば狙い通り。D6を黒くすることで、先ほどから黒H6に対する脅威である白G3が打てなくなってます。G3に打つならまずは白D8あたりですが、E8~H6のミニラインが通っているので、白D8→黒E8の後、黒G8がかろうじて余裕手。白G6は当然ありますが、やはりミニラインは通ったまま。しばらくは白D8 or E8の脅威は感じません。
また黒B6という手も残されているので、ギリギリ死んでない形を作れたかなと。










・・・いや、あくまでも

-20形勢 の中での思考ですからね?

『そんなこといったって~~だったらどーすんだよー』なんていわれても、もともと不利なんだからどーしよーもねーじゃんヽ( ・∀・)ノ。


++○○○○++
++●○○○+●
+●●●○○●●
+●●○●○○●
+●●●●●○●
+●●○●○●●
++○○○●+●
+○○○+●●+

白番


さて、それからしばらく進み・・・一見多少は紛ってくれたかなぁと思いつつも、でも白B7に対する応手が見当たらず、途方に暮れていました。

が、ここは白A5に来ました。ブラックライン(A1~H8)のラインを通すつもりみたいです。またB1~H7のCラインも切られてしまい、これはこれで厄介。盤面をさらに紛らわすために(?)黒A3と打ちました。


++○○○○++
++●○○○+●
●●○●○○●●
+●●○●○○●
○○●○○○○●
+○●●●○●●
++○○●●+●
+○○○+●●+

白番


下辺E8には黒しか打てない・・・なんて特権の無意味さを感じ取り、そんなものは無視チェック。白A4なんて打ってくれれば、2の列が真っ白になり、後々B2G2に黒が打ちやすくなるかなと。
もちろん小澤1級、そんなヌクヌクとした暖かい手は打ってきません。冷徹に白B7です。


++○○○○++
++●○○○+●
●●○●○○●●
+●●○●○○●
○○●○○○○●
+○○●●○●●
+○○○●●+●
+○○○+●●+

黒番


E8は黒の優先手・・・どころか、俺打てなくなってるじゃんよおおおお! こいつ鬼だ。とか思いながら黒A6。なんとか白A4を打たせて、最後の逆転を狙いました。


++○○○○++
++●○○○+●
●●○●○○●●
+●●○●○○●
○●●○○○○●
●●●●●○●●
+○○○●●+●
+○○○+●●+

白番


実はこのあたりから、常にE8が白の好手になるわけですが・・・中盤までで時間を使いまくった小澤1級、残り1分を切っていたためか、終始見逃してくれています。そしてついにきた白A4!


++○○○○++
++○○○○+●
●○○●○○●●
○○○○●○○●
○○●○○○○●
●●○●●○●●
+○○○●●+●
+○○○+●●+

黒番


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! と言っても、まだまだ白優勢。というか勝勢。G2では一本道になりそうだったので、A1かB1、迷わせるために黒B2と打ちました。


++○○○○++
+●○○○○+●
●●○●○○●●
○●○○●○○●
○●●○○○○●
●●○●●○●●
+○○○●●+●
+○○○+●●+

白番


ぶっちゃけA1だろうがB1だろうが白圧勝なんですが、問題なのは白が一瞬でも迷ってくれるかどうか。結果白は唸りながらもA1に。今度は黒G2で、時間に追われる白の選択肢をさらに増やしてみました。


○+○○○○++
+○○○○○●●
●●○●○●●●
○●○○●○○●
○●●○○○○●
●●○●●○●●
+○○○●●+●
+○○○+●●+

白番


まぁかなり身勝手な構想であることは重々承知しているわけですが・・・まともに打って勝ち目がないことが分かった以上、勝手読みでもなんでもしないと逆転できないんです(持論)。


○+○○○○●○
○○○○○●●●
○○○●●○●●
○●○●○○○●
○●●○○○○●
●●○●●○●●
+○○○●●+●
+○○○+●●+

黒番


時間に追われまくっている白は迷走を始め、逆偶数を手に入れたわけですが・・・終わってみれば黒31対白33。1石及ばず初戦黒星スタート(引き分けなら勝ち)。E8ではなく、これがD8かF8が空きマスになっていれば・・・ホワイトライン(A8~H1)を黒くしきれなかったのが痛かった。

いやしかし、小澤君ホント強くなったなー。もう今後勝てる気がしません(´ヘ`;)ハァ 。










・・・まぁ


俺が一方的に弱かった


という説もありますが。



2回戦:塚本無級

大会初参加の人。実力のほどはいかに・・・って


早速後輩と当たりましたヽ( ・∀・)ノ


ここは東大オセロサークルの先輩として、意地を見せなければ!


+++○○○++
++○○●+++
○○○○●●++
○○●●○●●+
○○○○●●++
+○●●●○○+
++○●●+++
++○+●+++

黒:塚本(無級) 黒番
白:佐藤(二段)


試合中は『若干押されてるなー』と感じていましたが、ゼブラ様いわくここは若干白優勢。白D8をいつ打つかがポイントだなぁと考えていました。無難に黒A6あたりが、ウイングを作らされるハメになり嫌でしたが、ここで黒はG5に。


+++○○○++
++○○●+++
○○○○●●++
○○●●○●●+
○○○○●●●+
+○●●●●○+
++○●●+++
++○+●+++

白番


結論から言うとこれが敗着か。まぁ勝てるかなーと思いましたが、自信はなかった。でもこれ以外は全部悪手だろうと思い、白D8。黒B8と予想通り打ってきてくれたので・・・


+++○○○++
++○○●+++
○○○○●●++
○○●●○●●+
○○○○●●●+
+○●●●●○+
++●○●+++
+●●●●+++

白番


ま、ストナーだよねっ。この黒がさらに応手を誤り、


++●○○○++
++●●●+++
○○●○●●++
○○●●○●●+
○●○○●●●+
●●●○●●○+
++●○○+●+
○○○○○○+●

白番


ここまできたら、あとは何石取れるかという話。これに気づけるかなっ? というエラソーな態度で後輩にちょっとした問題を。


++●○○○++
++●●●○++
○○●○○●++
○○●○○●●+
○●○○●●●+
●●●○●●○+
++●○○+●+
○○○○○○+●

白F2


取るかなー。取らないかなー。と見ていたら、取っちゃいました。黒G1。


++●●●●●+
++●●●●++
○○●○●●++
○○●●○●●+
○●●○●●●+
●●●○●●○+
++●○○+●+
○○○○○○+●

白番


これでA7B7は白連打。大量に石数を稼ぐことに成功し、上位入賞に望みをつなぎます。



3回戦:小林1級










¨)・・・










また身内(同サークル)ですか










なんと小林1級、谷田七段を倒しての2連勝中。級位者にあたれたことに一角の安堵を抱きながらも、最大限の注意を払いながら戦いました。終盤、小林1級がミニライン通しを見落とし快勝。


4回戦:長崎四段

そろそろ来ると思っていました。不思議と対戦回数の多い長崎四段。何度も試合してるのですが・・・いまだかつて、俺はこの方に勝ったことがない('_`)ウゥ。 なんとか一矢報いるべく、今日こそは勝つつもりで挑みました!










++++++++
++++++++
++●○+○++
++●●○○++
+++○●●++
+++●+●++
++★+++++
++++++++

うりゃあああああ(゜Д゜)










いえいえ、もちろん勝つ気マンマンですよ? ふざけてなんていません。コシポスは俺の持ち定石なのです。


++++++++
+++●○+++
+○○○●○+●
+○○○○○●+
++○○●●●+
++○○+●++
++●○++++
++++++++

黒:佐藤(二段) 黒番
白:長崎(四段)


既に黒劣勢。今日も勝てないまま終わるのか・・・


+++●●○++
++●●●○++
+○●○●●+●
○○○○●○●+
+○○●●●●+
●●○●●●++
++○○●+++
++○○○○++

白番


少しずつ紛れてきた気分。普通に白G3で乙ると思って見ていたのですが、ここで白はH5に。


+++●●○++
++●●●○++
+○●○●●+●
○○○○●○●+
+○○○○○○○
●●○●●●++
++○○●+++
++○○○○++

黒番


まだ劣勢。劣勢なんだけど・・・なんとなく逆転できそうな予感がしてくる一手に見えました。というわけでここで長考。G3、H4、H6、G6と、どれもありそうな無さそうな。色々考えた末、とりあえずH4と打って、相手の出方を伺ってみました。


+++●●○++
++●●●○++
+○●○●●+●
○○○○●○●●
+○○○○○●○
●●○●●●++
++○○●+++
++○○○○++

白番


H2で辺を取ってくるのか、H6なのか、G6なのか。時間の無い長崎四段は、ここで白H6に。


+++●●○++
++●●●○++
+○●○●●+●
○○○○●○●●
+○○○○○○○
●●○●●●+○
++○○●+++
++○○○○++

黒番


一瞬黒H7を取りたい衝動に駆られましたが、逆転を狙うのであればウイングを作るのは得策ではないと判断し、ここはG3に打ちました。白H2と取り。黒G1、白B1と続きます。


+○+●●●●+
++○●●●+○
+○●○●●○○
○○○○●○●○
+○○○○○○○
●●○○●●+○
++○○●+++
++○○○○++

黒番


このあたりで、確かお互い残り時間1分を切っていたと思います。深く読まずに黒A5。白A3黒A2と続いて・・・


+○+●●●●+
●+○●●●+○
●●●○●●○○
●○●○●○●○
●○○●○○○○
●●○○●●+○
++○○●+++
++○○○○++

白番


時間に追われた白、なんとここで敗着。白G6です。


+○+●●●●+
●+○●●●+○
●●●○●●○○
●○●○●○●○
●○○●○○○○
●●○○○○○○
++○○●+++
++○○○○++

黒番


ホントはもっとゆっくり考えて打つべきなんでしょうが、こちらも残り時間が無いので、即打ちで黒B7です。


+○+●●●●+
●+○●●●+○
●●●○●●○○
●○●○●○●○
●○○●○○○○
●●●○○○○○
+●●●●+++
++○○○○++


白B8


+○+●●●●+
●+○●●●+○
●●●○●●○○
●○●○●○●○
●○○●○○○○
●○●○○○○○
+○○●●+++
+○○○○○++


ここも時間がなかったので、深くは読まず黒A7


+○+●●●●+
●+○●●●+○
●●●○●●○○
●○●●●○●○
●○●●○○○○
●●●○○○○○
●●●●●+++
+○○○○○++

白番


これにて勝負あり。白B2には黒G2で対応できます。時間に救われ、かろうじて長崎四段から初勝利をゲトーできました。


5回戦:B・ローズ五段

初めての対戦では負け、二度目の対戦では引き分け負け。三度目の正直じゃあああ! ということで、黒持ちスタート。前回ローズ五段にはコシポスを見事に打ちまわされてしまったので、久しぶりにロジステロ定石なんて使ってみました。


++++++++
++++++++
++●○+○++
++●●○○++
+++●○●●●
++●○●○●+
++○+○○++
++++++++

黒:佐藤(二段) 黒番
白:ローズ(五段)


一応定石だっていうことは知っているんですが・・・どういう定石なのかは知りません。小考の末、

¨)ノ 『ここはダメなんですか?』

と打ったのがC8


++++++++
++++++++
++●○+○++
++●●○○++
+++●○●●●
++●○●○●+
++●+○○++
++●+++++

白番


これに対しローズ、










『ワァオ・・・』










『打たれたこと無いです』といわれてしまいました。そのまま黒劣勢で終盤突入。事件は


黒-22形勢


で起きました。


+++●●●++
++●●●●++
○●●●○●○+
○●○○●●○○
●●●●●●○○
+●●○○○○○
●●●●○●●+
●○●●●●●+

白番


ローズ五段、ここでなんと・・・


+++●●●++
+○●●●●++
○●○●○●○+
○●○○●●○○
●●●●●●○○
+●●○○○○○
●●●●○●●+
●○●●●●●+

白B2!


石を置きながら、『ぁぁぁあぁああああ』と気づいた様子。返し忘れですね。


+++●●●++
+○●●●●++
○○○●○●○+
○○○○●●○○
●○●●●●○○
+○●○○○○○
●○●●○●●+
●○●●●●●+

正しいB2


アウチ・・・アウチ・・・とつぶやくローズ五段。これはラッキー! と、棚からボタモチ的な1勝をゲットしました。



最終戦:中島八段


今日は中島八段にコシポスで挑むぜ!!! と意気込んでいたのですが、指名制度では抽選漏れ。ゼッテー当たってやると思っていたら、ようやく最終戦で当たることができました。

ちなみに5回戦終了時点で


1位、中島八段(5勝0敗)
2位、佐藤二段(4勝1敗)


なんと、ここで勝てば優勝の可能性が



なくもない



実際はブライトウェルポイントの都合上、中島八段を相手に50石近く取らないといけないわけですが・・・優勝の可能性があるだけで充分です。引き分け勝ち? そんなもんいらねーYO! 大敗 or 大勝あるのみ!!! 黒もらって、コシポスでGO!!!!!!!



この試合は、棋譜で見てもらいたいと思います。


<品川SSOP 6回戦>

|59|37|19|16|21|45|38|43|
|54|60|20|13|12|17|40|44|
|39|14|03|04|11|08|18|29|
|41|10|05|##|##|06|22|23|
|49|53|42|##|##|01|15|30|
|36|25|24|02|26|07|32|28|
|58|47|09|34|27|33|52|31|
|57|56|55|50|35|48|51|46|

<テキスト>
f5d6c3d3c4f4f6f3c7b4e3e2d2b3g5d1f2g3
c1c2e1g4h4c6b6e6e7h6h3h5h7g6f7d7e8a6
b1g1a3g2a4c5h1h2f1h8b7f8a5d8g8g7b5a2
c8b8a8a7a1b2

黒:佐藤(二段) 24石
白:中島(八段) 40石


はい・・・なんていうんですかね、コシポスの


構造的欠陥を指摘された


試合になりました。まるでいいところなし。逆転の余地なし。コシポスはこうやって対処するといいんだよ♪ って教えられてしまいまして・・・










これにて


コシポス  完










ひとつの定石が幕を下ろしたわけです。



<総合結果>

4勝2敗  7位/44人


なんだかあれですね、振り返ってみると・・・いい試合もできたなんて嘘っぱちで、



ほとんどがカス試合負け試合



でしたね。よくまぁこれだけの成績が残せたもんだ。
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この記事へのコメント
ディスク1は大作RPGだったのに
ディスク2になると突然ノベルゲームみたいになってしまった
ゼノギアスみたいな記事ですね('-')謎

↑僕が一番好きだったゲームです。
2007/06/04(月) 13:23 | URL | すりっぱ #-[ 編集]
勝ち試合を落とすことが多いばっし~ ♪
ってことは、その分負け試合を勝つ人も多いのかもね(笑)
2007/06/05(火) 20:32 | URL | 無力なオレンジャ‐ ばっし~ #-[ 編集]
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